始めは「結婚前に同棲するのとか親がいい顔しない」
というような事を言っていたのだけれど、
実は、ここ1ヶ月いろいろ考えていたのだけど。と切り出してきた。
11月に、PippiとKingが喧嘩のようなものをして
Pippiが上手く謝れずちょっといざこざしていた。
でもそれは、これまでの生活の中でもあったことだし
翌週には普通に戻っていたのでそこまで心配していなかった。
喧嘩のあった週末明けに
「子供と付き合うのってなかなか難しいね」
という発言もあったのだが、彼もそれ以上言わなかった。
だけど、それをきっかけにいろいろと考えたようだ。
Kingの話は、ざっくりこんな感じ。
・一緒に暮らすとか、結婚するとか今は考えられない
・Pippiの事、好きだとは思うけど愛しているとは違うと思う
・三人で上手くやっていけるという自信がない
・二人、というのを大事にしたい気持ちとそうでない現実
そして、「別れるか、様子を見るかの選択肢しかない」と。
いやー目の前真っ暗。
青天の霹靂って、こういう事なのか、と思ったくらい。
私は、去年に比べて家も広くなったしPippiも成長したし
三人の関係、そしてKingとPippiの関係もずっと良好になって
この1年は上手くやってきたと思っていた。
そんなに急いで結婚、とは思っていなかったけど
Kingが進路を決断し合格した今、何かしらの良い変化や
進展はあるのかなと思っていたのが正直なところだし
例えKingが学生になって経済力がなかろうと、
将来どうなるかわからなかろうと、いっぱい話をして
一緒に頑張って、楽しく幸せに生きていけると思っていた。
その1年間を、Kingは未だ戸惑い、迷い、決断できずに
辛い思いもしてきたのかと思うと、くらくらした。
結局、あまりに衝撃すぎたということ。
それから、去年の年末の一騒動があったので
今回も期間を置けば彼の気持ちも落ち着いて大丈夫なのでは
という期待がほとんどの考えもあって
「別れよう、と言ってきた訳ではないのだし様子を見よう」
「様子を見るって、どのくらい?」
「引っ越しや、入学や、いろいろ変化があるだろうから
それが落ち着く頃まで。気持ちにも変化があるかもしれないから。
あと半年くらい」
「わかった」
という事にはなったけど、私がそう言わなければ
Kingは別れよう、と言っていたような気がする。
この日は、これでおしまいになったけれど
私の葛藤は続く。